21 Dec 2020

雅楽の古譜を読む:古鳥蘇 高麗壱越調


 ”ことりそ”

短い曲なのだが、繰り返しにバリエーションが設けられていて長い構成になっている。

篳篥と笛の譜は4拍子のみで書かれている。これに対して箏と琵琶は2回目の繰り返しまでは5+4拍子で書かれている。3回目の繰り返しからは4拍子のみになっているので、篳篥と笛は3回めの繰り返しから用いられると考えられる。


この5拍子が入っている意味がよく分からない。3回めの繰り返しにある4拍子だけの構成の法がわかりやすくて良いと思う。5拍子を用いるおもしろさがあったハズだが、それは何なのか?


Youtubeに新鳥蘇の方は動画があったが、古鳥蘇はなかった。