13 Jun 2019

高校数学 再学習

長らく数学勉強していない。高校での数学はよく理解することではなく、暗記だったのでつまらなかった。

僕のこだわりは深く正確に理解することであり、ただ暗記するのはごまかしに過ぎない。高校時は進学校だったこともあり、授業は早過ぎて、深く理解することはできなかった。あんな授業は知識を植えつけるだけで、学問の実力を養うものではない。

そこで高校数学を受検のためではなく、深く理解することに焦点をおいて学習してみようと思う。

Youtubeでハイチの解説を見てやってみたが、時間短縮手法を教えるところは受験テクで深く理解したい僕の方針とは合わない。彼の解法とは異なる解法をやってた。しかし先の大学の教科書を読むとハイチの手法が出てきて、解ける分の積分手法の1つとして説明されている。これでこの手法に関してはレパートリーに加えようと思う。

つまり体糸的に説明され、理解でき納得いったらOKなのだが、説明不充分とか説明者がよく理解できていないとかは受け入れる条件を満たしていないのだ。

計算ミスが多い。基本的な法則を憶えて単純計算の練習が充分でないからの様子。カリキューレをやってみる。

新体系・高校数学の教科書 下より引用
''「いろいろな積分の計算をたくさん学ぶことによって身につくのであって、うまいことひらめくような方法はありません。」"
定積分のやり方はとのようにして思いつくのかという質問に対する著者の答え。数学の達人の率直な言葉が励みになる。

近畿大の教科書によると解ける積分自体が極わずかでそれらでさえあの手この手が必要になるらしい。

暑くなってきて日々の散步もおろそかになってきた。思考能力下がってると思う。
筋トレはしているが散歩の代替にはならない様子。

積分の応用に入って章末問題をやっているが、先の記憶が薄れてきたり、理解が充分でなく行き詰まりが多くなった。基礎的な積分法測が見事に抜けていたり、反対に微分していたり、ひどいありさまだ。
ネットで同じ問題を見つけられるのは助かる。
簡単な計算にミスがあったりして自分の不具合や誤った理解に気付くまで時間がかかる。こんな時間が僕には必要で、これによって狂った思考、訓練不足な思考をトレーニングし、落ち着きがでてきたり、不安が少なくなったりする。勉学の中に、特に数学の中に心の健康の鍵がある。

DaigoのYoutubeチャンネルで数学者ファインマンの積極的無責任の話を聞いた。僕も無責任でいようとしている。それによる成果はたいしたことないが。そんな成果に気付けない人には必要なかろう。

無責任でいないと集中して研究や学習できない。つまり社会的人間から遠くないと成果は上げられない。知的に優れていてもそういう人達が社会を主導するのは問題ある。彼らの成果は社会を良くするのだから、知的な人達の無責任な生き方は正しいのだ。逆に言えばそういう人達に責任を要求するのは間違っている。

責任ある生き方などご免こうむる。