10 May 2019

読書感想文 まだGHQの洗脳に縛られている日本人

ケント ギルバート氏の著書。

このところ歴史の動画や心理学の本を読んでいる。
中学校から授業を聞かない方が理解できるようになることに気づいた。高校でさえ同級生に理解しているのではなく、記憶しているだけの人が多いことに驚いた。教育によって科学的に成長しない方向に誘導され、''仏作って魂入れず"の方針で国民を教育しているのである。よく理解するように教育すれば中学レベルでも子供に大きな負担がかかるはずと僕は思う。僕自身の経験では、充分な理解には毎日勉強漬けでようやくたどりつけるかどうかというところだった。この手抜きで不出来な教育は何らかの謀略なのかと思うこともあったが、教師はそれを分かってても隠しているようにしか見えなかった。僕の先人に対する疑惑、不信の感は一層強くなった。

この本にもでてくるWGIP=War guilt information programが日教組に影響を与えているらしい。それだけではなく教育制度そのものも人の能力を充分引き出さないように、言い換えれば、理解させずうのみにさせる方向で構築されているように見え、悪意を感じもする。

不出来な教師など不要である。行き届いた自習教材があれば自分で学習できる。自律的に学習できる人材が多く育った方が良いだろう。この方向が未だ充分に開かれていないのだ。

この本は読み易く理解り易い。アメリカ人が書いている点が興味深く、アメリカの問題点についても正直に言及いおり、フェアな精神がある。
彼は韓国中国による日本を貶しめる捏造プロパガンダに事実をもって対抗するよう言っている。僕もこれには賛成で科学的アプローチで結果を得てそれを世界に向けて公表することで、それらプロパガンダを発した国、それをうのみにして行動する国を世界に知らしめることが重要と思う。
学校であれば生徒が行う同調圧力によるいじめや噂を流して貶しめる違法行為を広く知らしめることだ。中学と高校でこの手法を仕かけられた。高校では教師が介入したがらず悪い方向へ向かい、是正されなかった。そんな社会正義が機能しない教育環境は死に体である。四日市南高校はそんなところだった。数学のH見は特に質が悪い。世界史のY崎は授業では教科書を使わず、講入した意味がない。担任は社会性が低い等。

ルーズベルトが共産主義者でスターリンと組んで世界を2つの国で分割統治する計画を立て、日本はその謀略にはまったというのには驚いた。東西冷戦が終わるまでその謀略の影響下にあったわけだ。
東條英機が遣書の中で戦後は共産主義が広まることを述べていた。分かってたんだ。

僕の人生では右の人も一次資料を見て確認している人は身近にいなかった。右の人も耳学問で知った程度で選挙の表集めに若者をたらしこもうとしている程度の人であり、そんな科学的態度のとれない地方都市なのだ。右も左も両方科学的に誠実に行動できないのだ。

教育をまともにしないと国は良くならないのでは?理解している深さを判定できるか?
1次資料に基づいた事実をもって構築された歴史なら学ぶ意味があると思う。左とか右とかに左右されていては科学ではない。

まともなメディア必要。メディアへの人員採用にAIを使ったスクリーニングをして人格を調べるとかできないのか?

僕は左にも右にも関わらず、知的成長を続けまっとうに生きたい。

中国と韓国と関わろうとする国がいるのが現状なのだ。日本は世界平和のためにも武装を強固にして、誠実且強力な国になった方が良いと思う。著者の意見に同意。

次に興味があるのは小中学校、高校の教師用の指導要領とか日教組の書いたものとか。