26 May 2019

読書感想文 並べて学べば面白すぎる世界史と日本史 倉山満

倉山満さんの著作。全般的な歴史の本を他にも書いているが。切り口が異なっている。

100年毎に区切って日本と世界を見比べるという内容。

世界史の中心が中東で、ヨーロッパは辺境の地でしかなかった。文明発祥の地はエジプト、メソポタミア、インド、黄河でヨーロッパ地域にはない。たしかにそうだ。どうしてヨーロッパが世界の中心と思い込んでいるのか?も説明されている。

ローマまで発達した技術が衰退して人心荒廃って。。。。
キリストは活動して対立をもたらしてたとか、活動中は少数改革派だったとか。ローマ教皇がキリスト教を掲げて、他派閥を徹底的に虐殺したとか。

イスラム教も戦闘的だったとか大陸の歴史はひど過ぎる。

平和のための宗教じゃなくて、宗教権力の人心掌握手法がキリスト、イスラム教なのでないか。これらの危険な宗教を科学的に分析した研究論文読みたい。その本質を知るために。
これら恐悪な宗教が公に認められさも平和そうに振るまって、平和宗教っぽく考えられてる現状が異常だと思う。世界的に病んでるのじゃないか?

何故お気楽な日本が強かったり、優秀だったりするのか?
朝廷にも腐廃はあったし、全ての天皇が誠実なわけでもなかった。

天皇制を維持する意味がどれだけあるのか分からない。国家の存続する長さで国の順位が決まる。その順位がなんの役に立つのか分からない。
天皇制を維持することによって大陸のような虐殺による権力闘争が生じないという理由は本当に正しいのか?

分からない。どんな憲法にすれば良いのか。。帝国憲法を学んでみたい。

引用
''宗教戦争と快楽目的の拷問は、人間を無限大に野蛮にしますので。"

人間誰もがそういう傾向にあるのだろうか?後天的にその側面が育つのならばそのメカニズムが知りたい。

ヨーロッパが宗教戦争を終らせたのは良かった。音楽が発展してる時代に戦争をやってるのが今一よく理解できない。

世界史の大筋をさっとつかむために勢いで読んだ。再読すると思う。CGSの近現代史も再見する。

近現代史シリーズ出てるので読もうと思う。

年表に書かれていない事を書いて表現したのがおもしろい!