16 Apr 2022

雅楽の古譜を読む:感思多

"かおた"

この曲は大食調。E Mixolydianで平調版もあり、筝の調絃は平調で6弦をC#に合わせた方が琵琶によく合う。性調ではDに合わせていたが少し異なる。


笛、篳篥のE Mixolydianの旋律はややおかしく聞こえるが、Natural DをD#に変更してD Ionianの旋律とするとさらにおかしく聞こえる。この曲は音階の第7音を持たない六音音階で作られているのだろうか?