8 May 2022

読書感想文:日米開戦 陸軍の勝算ー「秋丸機関」の最終報告書 林千勝

 林千勝氏の著作。

氏は選挙に出馬したことがあるが当選していない。TVで演説をしているところを見たことがあり、「マトモだ」と思ったのを覚えている。

中学から歴史を習った。TVでは「太平洋戦争が陸軍の無謀な暴走によって引き起こされた」という内容の番組が放映されており、資源の無い日本が軍部の暴走だけで戦争を始めてしまえるのか不思議だった。当時の僕は勉強に真摯に向かい合っていて、その科学的な手法を尊んでいたので、戦争については決定的な証拠がないと判断できないと考えていた。しかしGHQによる焚書によって戦中の資料や本が失われていたので、証拠を見ることもなく、また研究者によって証拠に基づいて書かれた真っ当な本もなかったので判断できない状態が続いていた。

それから数十年が過ぎて、林千勝さんの動画をYoutubeで見た。ユダヤ金融資本、ロスチャイルド、ディープステイト、陰謀論として一蹴されてしまう話題なのだが、彼は調査に基づいて話していた。彼の本を読んでみようと思い、地元の図書館のDBを検索したが、1冊も蔵書されていなかった。関係者によるとその手の本は蔵書できないとのことだった。市議会議員にこの件を話したところ、やはり蔵書できないとのことだった。情報統制は一般の図書館においても未だに継続されているのだ。

この本では戦時中に米英との戦争を想定して、国内のトップレベルの経済学者によって各国の経済力を含めた戦力を分析し、勝ちに行ける方策が見出されたことが書かれている。その調査報告のプレゼンに同席しているかのように説明されている。当然資料に基づいている。そして僕の人生においてメディアで吹き込まれてきた「陸軍の無謀な突出によって引き起こされた戦争」という嘘がはっきりわかった。

秋丸機関と呼ばれた調査機関の調査に基づいた作戦はこうであった。
資源の無い日本は国家総動員を以って戦争に当たっても2年程した戦争を続けられない。しかし西へ進んで英国とオランダの植民地を開放して、そこから資源供給を受けることによって戦争を継続することができる。この間に英国をターゲットにして植民地からの資源供給を断ち、英国の戦争から脱落させ、米国の戦争継続の意志を砕き、有利な条件で停戦へ持ち込む。

勝ちに行ける目処がついていたのである。これならば欧州に侵略されたアジアを開放しつつ、日本の未来を拾える。勝ちにいける戦争ならやるべきだと思う。

19世紀以降の戦争はユダヤ金融資本が背後にいて、戦争当事者国の両方に武器を売り、ボロ儲けをしている。米国の戦争のやり方はあらゆる謀略を用いて敵国を悪として叩くというもので、イラクは大量破壊兵器を隠している断定されて、フセイン大統領は殺された。今はプーチンがターゲットになっているが、ロシアは抵抗を続けている。

戦時中の本はGHQによって焚書されて失われているので、国際関係が当時どのように考えられていたのかわからない。経営科学出版、ダイレクト出版から復刻されている本の中に「ユダヤの対日謀略」という本があり、その内容は林千勝著「ザ・ロスチャイルド」の内容と被っている箇所がいくつもある。戦時中にすでにユダヤが世界の戦争の背後にいて戦争を仕向けてボロ儲けしていることが研究されていたことがわかる。

ユダヤ人の大虐殺:ホロコーストを学校の教育で教わったが、虐殺されても仕方ない程のことをユダヤ人がやっていたのである。戦争を仕掛けてボロ儲け、戦争で戦って死ぬのは一般国民。

林千勝氏によると阿部首相はその2期目からの政権では国際金融資本に屈して、日本で海外資本が儲けられるように政策を行った。日本国内では知られていないのはマスコミが報道しないから。国民に知られること無く、暴利を貪る作戦だと思われる。さすがに日本人も気づいて対策を立てられるかもしれない。下手したら洗脳から目覚めさせてしまうかもしれないからか。

今はコロナ禍で、税金を使って大量にワクチンを購入している。儲けているのは海外の制約会社。たいしたことない流行性の風邪をあたかも重大な感染症のように宣伝して怯えさせ、ワクチンを買わせてボロ儲けという戦略で、マイクロソフト社を創業したビルゲイツの戦略と言われている。彼はユダヤ金融資本とも結んでいる。

数十年前にもインフルエンザで自粛やマスクを着用することが求められたが、たいした症状じゃないことがわかっても一向に対策を緩和しないのは異常だった。それ以来おかしいと思っているのだが、主治医はそのおかしさを認めようとはしない。

日本も世界も金融資本家によって暴利を貪られている。これに対抗するべきと思う。

参政党と幸福実現党はDSについて言及しているのでマトモ。くにもりは保守の老害がベースなので若い世代に誠実でないと思う。僕の人生では家族や教師、社会、多くの先人は信を寄せるには値しない。