7 Oct 2019

読書感想文:サピエンス全史上卷 ユヴァル ノア ハラリ

引用:
わずか600万年前、ある1頭の類人猿のメスに、2頭の娘がいた。そして、1頭はあらゆるチンパンジーの祖先となり、もう1頭が私たちの祖先となった。

そうなのか!そんな姉妹の関係から始ってるとは考えもしなかった。

引用:
私たちはつい最近までサバンナの負け組の一員だったため、自分の位置についての恐れと不安でいっぱいで、そのためなおさら残忍で危険な存在となっている。多数の死傷者を出す戦争から生態系の大惨事に至るまで、歴史上の多くの災難は、このあまりに性急な飛躍の産物なのだ。

現代の平和の中で自殺者や不安神経症が増えるのもこういう理由か?

過剩に尊大に扱かわれようとする性格もこの類か?三重県津市四日市市の町医者でこういうのの悪質なのがいる。彼らは賢いサイコパスのように見える。そのサイコパスな側面を巧みに隠している。彼らが医師、看護士であるのは危険だと思う。実際のところ彼らが医師、看護士になってしまえる試験、教育制度は穴だらけの粗末なルールである。

一方でそんな自分のサイコパスな側面を仕事から完全に切り離して真当に医療を行っている人達もいる。こういう人達は完全に白扱いで良い思う。全く問題ないどころか現状の社会における社会人として良民と思う。

農耕してからの方が生活が厳しくなったのは意外だった。人間は農耕がもたらすマイナス面を予測できず、以前の生活方法を記録して残さなかったので狩猟から農耕へ移行してしまった後に生活レベルが落ちても狩猟に戻れなかったのか。

僕は粉ミルクで育てられた。風邪ひきやすい。離乳が早過ぎて免疫系の発達が弱いのかも。母親は確かにバカだから仕方ないのか。。

大和朝廷など稲作に頼って成立していた王朝は失策だったということか。倭の時代には海運業、海川での漁と稲作と組み合わせがあった。


下巻も図書館で借りれた。
一神教、多神教の話もおもしろい。キリスト教は代表的な一神教だが多数の聖者を祭ているのは多神教っぽいのはおもしろい。
仏教の教えの理解は正しいとは思えない。大乗仏教になってからは民主主義で決するのは悟った坊主の間だけで残りの人は信仰させて従わせ金づるにして支配するなのでかなりの悪い要素を含んでいる。日本の仏教はこういう点でとても怪しい。江戸時代に勢力を抑えられたのには理由がある。

資本主義が新しい宗教という見方はおもしろい。ビジネスで豊かになってるところはあると思う。僕はTVなどメディアをカットしてるし、人付き合いしないから買い物欲求はたいして刺激されない。これで充分幸せ。

僕は"コミュ二ティから抜け出して個人になれ"に引っかかっているのか?これとはまた異なると思う。知的成長を妨害され従わせて金づるにしようという親のワナから抜けただけだ。不誠実な人は社会的悪と思う。