4 Nov 2022

日永のつんつく踊りの練習を見学しに行ったのだが、

 11/6に郷土芸能大会というのが四日市文化会館で行われる。毎年やっている。

日永地区にはつんつく踊りという唄舞がある。1620に書かれた記録があって、安土桃山時代頃からあるらしい。

この地区には4地区でそれぞれの旋律と歌詞で唄舞が継承されていたのだが、現在は1地区のみ残っている。

これには笛が入っており、旋律線は唄と似ているが全く合っていない。もしかしたら譜にできるかもということで事前に連絡して、練習を見学しに行ったのだが、太鼓は練習を忘れていてこれないとのことだった。笛については全く言わなかった。こちらは事前に唄から採譜するのは苦手でできないので、笛から採譜できるかもしれないので、笛を撮らせてほしいと言っておいたのだが。

全くの無駄足だった。練習の参加者は少なく、本番も少ないようなので、つんつく踊りを継続したくない派が抵抗しているのかもしれない。笛吹きの方の連絡先は教えてもらえたが、こんなことで時間を取られるのはバカバカしい。目下1分でも時間が惜しいくらいの状況なので。

日永には郷土資料館がある。数年前、ここを訪れた時、館長がつんつく踊りの笛のことを話していた。古い笛から新しい笛に変えたのだが、音程が全然合わないとのことだった。当時まだ獅子舞曲の採譜を行っていなかったが、その予定はあったので、獅子舞曲の採譜が順調にいったらつんつく踊りも譜にしてみようと考えてますとは言っておいた。それを実行する時がきたのだが、無駄足させられるようでは話にならない。