7 May 2021

雅楽の古譜を読む:散吟打毬楽 黄鐘調

 

1:30から。

この動画は説明が書かれていて助かる。

雅楽曲の散吟打毬楽にのせて、釈迦の姿の32の特徴を歌い上げるというもの。

三十二相八十種好-wikipedia にその特徴が書かれている。幾つか抜き出すと

  • 扁平足
  • 水かき
  • 手が膝位まで長い
  • 皮膚は金色
  • 40本の歯(通常は32本)
人間の特徴じゃないと思うLoL
こんな特徴を曲にのせて読み上げることにどんな効果や面白みがあるのか?しかもテンポはめちゃ遅いので、曲の元の味わいがわからない。

古譜にある散吟打毬楽を読んでみた。

せめてこれくらいのテンポで演奏すべきと思う。
しかし、この曲聞いてても全然楽しくないのだけど。この曲がかけながらホッケーやっても盛り上がらないと思う。


太食調にも打球楽というのがある。

こっちは調が明るいのでまだわかる。

初めの動画は最後に鳥(迦陵頻)の急を演奏している。この曲は以前読んだ。11:52から。


なかなかご機嫌な曲。

古譜には活き活きとした音楽が書かれているのに、現代演奏されているのは死に体だったりする。現代日本人がどれだけ科学的に見る目がないかということを象徴していると思う。