11 Jul 2024

神仏分離令で変更された名称等

牛頭天王社、大梵王社-> 八雲神社、須賀社

牛頭天王->スサノオ

八王子社->宇気比社

八王子は元は牛頭天王の子供達。これを天照とスサノオのうけひによって誕生した五男三女に置き換えられた。

合祀された村社
天神 菅原道真
山の神->大山祇神
稲荷社 宇迦之御魂
八幡社->品陀和気命

明治期、社格のない村社をその付近の朝廷の神を祭る神社へ合祀した。その中には朝廷から疎んじられた者や牛頭天王、八王子を祭った仏教系の村社が含まれている。天神は、道真のことで朝廷の神とは言えない。山の神は修験道(仏教系)か比叡山系の山王神道だろう。
支配階級は朝廷の神を祭っていたが、一般民衆は鎌倉以降の仏教を信仰していたのだろう。
天台宗と真言宗は神宮寺として地方の大きな神社にくっついていたらしい。伊奈冨神社と真言宗、椿大神社と比叡山、都波岐奈加等神社と真言宗等。椿は浄土真宗(一向宗)とも関係が深かったので信長の伊勢侵攻で焼き討ちに会った。

明治期に朝廷の神を祭っていない村社が合祀や改名によって神道の神社とされた。そして今ではその事実を受け入れられない程思い込みの強い神道信者になってしまっている。仏教からは抜けなくても良いルールだったので、神道ベースで葬式は仏教という具合になってる。

証拠に基づいた事実をを認識できる位の科学的思考を持っていないと主権を持つ者としては頼りない。