23 Nov 2023

コルト一のピアノメソッド

説明によると古典向き。

ブラームスはロマン派、ハノンは基礎、ドホナーニは?

コルト一のメソッドは中古本をメルカリで購入したが、移調表が無かった。IMSLPにイタリア語版があったので、それから移調表をプリントし、ググって英訳して、日本語訳した。

まず、準備体操と、第1章、オクターブを移調やリズム変奏をしないで、練習し、割と弾けるようになってきたら、移調して、毎日異なるパターンを行う。リズム変奏(符点、逆符点等)で、指が独立して動き、均等に弾けるように練習する。

オクターブは小指の練習、引き出し運動にリズム練習と移調を行う。
垂直運動で限界まで速い連弾を行って、手首のフォームの改善と筋トレができる。
引き出し運動はコツがつかめるまで数日かかる。明らかにこの弾き方が楽。

ドホナーニもコルト一のメソッドのように基本的な使い方、練習方法があると思う。ダブルストップにリズム練習(符点、逆符点)が有効っぽい。

コルト一のメソッドは長期間かけて、訓練していくようにできている。1日1時間程度集中すると良いか。
第1章Bは移調を12調続けるパターンもリズム練習必要。まずは1日1調が弾けるようになってから行う方が良さそう。練習効果が上がらないので。

2023/12/6
椅子の高さを低くした方が黒鍵を外しにくいにくいので、低くした。43.5cmはまだ大きい音を出せる。下げ過ぎると大きい音が出なくなり、指を動かしにくくなる。
オクターブの練習で鍵盤と椅子の距離をとった方が弾き易いエクササイズがある。普段からそれ位距離をとる。

2023/12/13
第1章A群の練習で、椅子を下げ過ぎる(43cm)と左薬指が動かしにくくなった。
ショパンのエチュードOP.25-1で腕の振りや上半身の重さを伝えて強拍を弾く方法は、43cmでは使いにくい。44cmは使いやすい。
オクターブは第5章C群練習2dと3aで45cmがオクターブのために広げた手にウェイトを乗せやすいことに気づいた。従って45cmが自分には合うらしい。
通常の椅子はクッションは1cm厚。使用しているのは河合のピアノ椅子でクッションを4cm厚に変更したもの。この状態で最低高41cmになるように足を切った。

P.7に椅子の高さについて述べられており、通例40~45cm位とある。この範囲に自分もある。

2023/12/17
椅子の高さを46cmにした。ショパンのエチュードOP.25-1の右手の小指で弾く旋律をより弾きやすくするため。この高さだと手の甲を高く保って弾きやすい。この方が左手の薬指がよく動くのでコルトーのメソッドの第1章を短い時間で終えられる。


親指は第1関節部分も黒鍵に触れるフォームに変更した。

第1章B群練習1は1日1調づつ符点逆符点で練習した。全調を2週してから、1度に全調を弾くように変えた。調毎の手のフォームと鍵盤上の位置を即座に決められるように注意している。
限界の速さで練習し、指だけで弾く方法もやってみたが得るところはあまりない。コントロールの効くテンポで拍毎に軽いアクセントを付け、指の独立した動きを符点逆符点で練習している。