19 Jul 2021

日本古代年表

日本に伎楽が伝わったのが612年。
その行道をモチーフにして天孫降臨が書かれた。
天狗の姿をした猿太彦は伎楽の治道で、インド人仏教僧。


B.C. 200〜 倭人が漢へ朝貢
57 倭奴国封冊
107 倭国王 師升 後漢へ朝貢 生口160人
146-189 倭国大乱
173 卑弥呼が新羅へ遣使(新羅本紀)
193 倭人1000人が飢えて新羅へ渡る。(新羅本紀)
208 倭軍が新羅へ攻める(新羅本紀)
232 倭軍が新羅へ攻め入ったが敗走
233 倭軍が新羅へ攻め入ったが、舟を焼かれ全滅(三国史紀)
238 卑弥呼が魏へ難升米を遣使。新魏倭王として封冊。
248 卑弥呼沒
287 倭軍が新羅へ攻め入り火攻めを行った。
413 倭国が東晋へ朝貢
421 讃が宋へ朝貢。安東将軍倭国王
425 讃が朝貢
430 讃が朝貢
438 珍が朝貢。安東将軍倭国王
443 済が朝貢。安東将軍倭国王
451 済が使持節都督倭・新羅・任那・加羅・秦韓・慕韓六国諸軍事」を加号される
460 朝貢
462 興を安東将軍倭国王
477 朝貢
478 武を「使持節都督倭・新羅・任那・加羅・秦韓・慕韓六国諸軍事安東大将軍倭王」とする
479 南斉が武を「鎮東大将軍」(征東将軍)に進号
502 梁が武を「征東大将軍」に
600 倭王 大王 阿毎多利思比古が遣隋使を送る。(隋書)
603 冠位12階
604 17条憲法
607 阿毎多利思比古が遣隋使を送る。日出處天子日没處天子〜の親書
612 伎楽伝来
670 倭から日本に国号を変えた。(新羅本紀)
672 壬申の乱

701 大宝律令
712 古事記編纂
720 日本書紀完成

新唐書では用明帝(585-587)を多利見比古としているが年代が合わない。記紀の天皇は実在したのか?

古く唐朝貢してたのは九州勢力で、本州勢力の影響下になってからは、本州勢力に反逆を疑われてもごまかせるように本名でない中国名をなのって朝貢し続けたのか?倭の五王は天皇ではなくて九州勢力の王だったのでは?九州勢力が朝鮮半島の任那を統治していたので大将軍の称号が必要だったのでは?

神功皇后の朝鮮出兵は3世紀後半の話で、それまでも攻めていたが負けていた。

本州勢力が九州を制圧してから外交を担当するようになったのか?

本州勢力が九州勢力を制圧して日本がまとまっていき、その後九州勢力が王座についたのか?

日本神話は7~8世紀に地方の史書を元ネタに創作されたもので、中央集権化(中華帝国化、ランドパワー化、共産化)するためのマインドコントロールだったのでは?

阿毎多利思比古というのは天から下った男という意味で王の個人名ではなかった。随が阿毎を姓と考えたのは誤解か?

13 Jul 2021

Blender for Bionic puppy linux

 Packageからインストールしてもlibraryが見つからないとメッセージが出て起動しない。

Blenderのサイトからダウンロードして、解凍。フォルダの中の起動ファイルをクリックしたらすんなり起動。

10 Jul 2021

卑弥呼の鬼道と古代中華帝国の鬼道

 魏志倭人伝: Wikipediaによると

  • 238  魏に使いを送る。
  • 240  倭王に任じられる。
  • 248  狗奴国と紛争、卑弥呼死去
卑弥呼は鬼道に事え衆を惑わした。

この鬼道という名称は古代中華帝国でも用いられた。
卑弥呼に先行して中華帝国では道教ベースの鬼道集団が成立した。

後漢(25-220)末
  • 168-189  太平道 184に黄巾の乱を起こす。
  • 25-220  五斗米道
後漢書には倭奴国に金印を与えた話が載っている。
漢(B.C.206-A.D.8)の時にはすでに中華帝国に謁見しに行っていた。

古代中華帝国で成立していた原始道教に触れる機会は充分あったのでは。

五斗米道はお札を用いた呪術をやっていた。これは現代の神社が発行するお札に通じるものがあると思う。獅子舞もお札を配っていた。

7 Jul 2021

雅楽の古譜を読む:只拍子と楽拍子

 ”ただびょうし””がくびょうし”と読む。


明治よりも以前の雅楽の楽譜を読むと同じ曲に2つのバージョンがあったことがわかる。

只拍子と楽拍子。

これらについては論文が書かれている。

これらの論文で残念なところは古譜を音源化して楽拍子と只拍子の差異を聞いて確認できるようにされていないところ。僕の古譜を音源化し、一般公開するプロジェクトによってこの問題点は解決される。

只拍子は中華帝国の宴会用の燕楽が日本に輸入された当初の形を残しているものらしい。そして楽拍子は舞楽用に作られ用いられたものらしい。

宮内庁書陵部にある六調子譜という譜は龍笛、篳篥、笙のバージョンがある。これらは基本的に楽拍子のバージョンらしい。只拍子と楽拍子で曲の長さが異なる場合があって、只拍子の方にだけ合うと言う事例がある。

盤識調の鳥向楽という曲の只拍子の譜面には(仁智要録と三五要録)では2/4拍子が2箇所ある。しかし楽拍子の譜面にはこれがなく、初めから最後まで8拍子(4拍子)で書かれている。

これに対応する六調子譜(木管楽器)の譜面にはどれも2/4拍子の箇所はなく、箏、琵琶の楽拍子譜と合う。


只拍子の譜も探せばある。譜面の充実具合から楽拍子の方が充実していたらしい。例えば竜笛には竜笛延只拍子譜という只拍子だけを収録した譜がある。この譜の只拍子の旋律は新撰笛譜の旋律に装飾音や変奏が追加されている。

これまでよくわからなかったので、六調子譜でも只拍子譜と合うものは箏、琵琶とともに音源にしていたが、これは改める必要がある。

笛の只拍子譜と新撰笛譜を読んでみたところ、新撰笛譜の方がずっと簡素に書かれていたが、拍子の位置とか音価が正確に書かれていないので、箏譜の旋律と比較して音価を設定しなおす必要がある。

箏、琵琶の只拍子は一定の拍子に基づいて書かれている。これを旋律の末尾に自由にフェルマータを付けて演奏していたのだろうか?

只拍子と楽拍子を比較すると基本の音価が異なることに気づく。只拍子は4分音符、楽拍子は8分音符がベースで、楽拍子は只拍子の8ビート版といったところ。その8ビートにも独特の癖がある。

現代で4ビートの曲を8ビートで演奏してもテンポを倍落とすというわけではない。雅楽の場合舞楽は管弦時のテンポを半分に落として演奏するらしい。8ビートの只拍子ならそれは簡単だろう。また楽拍子はそのままのテンポで只拍子の旋律と合わせてもおもしろい。


管楽器の只拍子の変奏と比較すると楽拍子の変奏はずっと大胆に行われている。


23 Jun 2021

雅楽に関する論文

国立劇場の雅楽「復元」プロジェクトにおける「伝統」への挑戦 寺内 直子
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/infolib/meta_pub/G0000003kernel_81000845

雅楽唐楽曲の変奏に関する一考察:『仁智要録』における「同曲」をめぐって 寺内直子
https://www.jstage.jst.go.jp/article/toyoongakukenkyu1936/1993/56/1993_56_1/_article

近代における雅楽の「普遍化」ー近衛直麿の業績を中心にー 寺内直子
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/infolib/meta_pub/G0000003kernel_81001214

明治期楽人サバイバル : 旧南都方楽家・東家文書から 寺内直子
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/infolib/meta_pub/G0000003kernel_81012668

20世紀における雅楽のテンポとフレージングの変容--ガイズバーグ録音と邦楽調査掛の五線譜  寺内直子
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/infolib/meta_pub/G0000003kernel_81001247


雅楽作曲法の推察序説 蒲生 美津子
https://www.jstage.jst.go.jp/article/toyoongakukenkyu1936/1976/38/1976_38_1/_article/-char/ja/


唐代十部伎の性格 岸部成雄
https://www.jstage.jst.go.jp/article/toyoongakukenkyu1936/1951/9/1951_9_113/_article

雅楽の来た道 : 遣唐使と音楽 渡辺 信一郎
https://senshu-u.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=8548&item_no=1&page_id=13&block_id=21

日支音律關係と李王家雅樂 田邊 尚雄
https://www.jstage.jst.go.jp/article/toyoongakukenkyu1936/2/1/2_1_67/_article/-char/ja/


管絃雅楽の篳篥譜の旋法 篠田健三
https://www.jstage.jst.go.jp/article/toyoongakukenkyu1936/1967/20/1967_20_1/_article/-char/ja/

寺内直子著『雅楽のリズム構造 -平安時代末における唐楽曲について-』 増本 伎共子
https://www.jstage.jst.go.jp/article/toyoongakukenkyu1936/1998/63/1998_63_142/_article



法会における雅楽の舞曲(遠藤祐純先生吉田宏晢先生古稀記念論文集 慈悲と智慧の世界) 廣瀬千晃
https://www.jstage.jst.go.jp/article/chisangakuho/54/0/54_KJ00009324829/_article/-char/ja/

六孔尺八と八十四調の関係 明土真也
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ongakugaku/62/1/62_14/_article/-char/ja/

法隆寺と正倉院の尺八の音律 明土真也
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ongakugaku/59/1/59_KJ00009557381/_article/-char/ja/

基本的な統計手法の活用による日本の十二律の推定 明土真也
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10823226


近代化による雅楽界の変容 小野真
https://soai.repo.nii.ac.jp/index.php?action=repository_view_main_item_detail&item_id=1627&item_no=1&page_id=13&block_id=17

唐楽諸調子の基層構造:『三五要録』の分析による 遠藤徹
https://www.jstage.jst.go.jp/article/toyoongakukenkyu1936/2004/69/2004_69_1/_article

楽琵琶の左手の技法と調子の連関 : 『三五要録』の分析による 遠藤徹
https://u-gakugei.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=20034&item_no=1&page_id=13&block_id=21

唐楽の研究「只拍子」「楽拍子」論考 : 古代から中世にかけて 根本 千聡
https://hosei.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=21326&item_no=1&page_id=13&block_id=83

藤原貞敏が唐からもたらした琵琶演奏伝承とその背景  根本 千聡
https://hosei.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=23787&item_no=1&page_id=13&block_id=83

日本雅楽の主要源流として見たる唐代音楽の楽器・楽律・楽曲の全貌 山寺 三知
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kokuteanc/37/0/37_1/_article/-char/ja/

近世における奏楽統制 山田 淳平
https://kcua.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=336&item_no=1&page_id=13&block_id=21

8~13世紀の日本における琵琶独奏曲の復元をめぐって NELSON Steven G.
https://hosei.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=21365&item_no=1&page_id=13&block_id=83

五絃譜新考:主に五絃琵琶の柱制及び調絃について NELSON Steven G.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/toyoongakukenkyu1936/1986/50/1986_50_13/_article

日本と中国における北宋雅楽研究の動向 : 一九八〇年代から二〇一〇年代まで (豊田浩志先生・大澤正昭先生退職記念号)  松浦 晶子
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/20181212007

東アジアにおける雅楽の流れ 趙 維平
https://nichibun.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=5645&item_no=1&page_id=41&block_id=63

雅楽と「源氏物語」 (特集 学習院大学公開講座「源氏物語千年紀記念シンポジウム」の記録) 生田 享子
https://glim-re.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1961&item_no=1&page_id=13&block_id=21

「日本的ジャズ」をめぐって 細川 周平
https://nichibun.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=582&item_no=1&page_id=41&block_id=63

「乱声」の系譜―雅楽・修正会から鬼狂言へ―  高桑 いづみ
https://tobunken.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=3049&item_no=1&page_id=13&block_id=21

「蘇莫者」起源説話考  黒田 佳世
https://lib.sugiyama-u.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1660&item_no=1&page_id=13&block_id=21

十五世紀の宮廷雅楽と綾小路有俊  坂本 麻実子
https://www.jstage.jst.go.jp/article/toyoongakukenkyu1936/1987/51/1987_51_19/_article

17世紀後半における禮楽思想と音楽の様式(第1報)  馬淵 卯三郎
https://www.lib.osaka-kyoiku.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=v3search_view_main_init&block_id=631&direct_target=catdbl&direct_key=%2554%2544%2530%2530%2530%2530%2535%2535%2531%2536&lang=japanese#catdbl-TD00005516

声明と雅楽 羽塚 堅子
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ibk1952/21/2/21_2_776/_article

雅楽曲の五線譜化に関する問題と試案 久保田 敏子
https://soai.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=417&item_no=1&page_id=13&block_id=17

22 Jun 2021

雅楽の古譜を読む:盤識調の琵琶譜

 盤識調には調弦が2種類ある。

1つは風香調。もう1つは平調。

風香調の方は黄鐘調に用いられる調弦。これを1全音高く調弦して、盤識調にすると思われる。

平調の方は平調調弦に近いが最も低い弦をF#に調弦しないと合わない。

18 Jun 2021

雅楽の古譜を読む:明治選定譜

YoutubeでHakugakai Channelへコメントして教えてもらった明治選定譜へのリンク。
読み進めると途中で「明治21年選定」とか書いてある。「明治9年」とかもある。

蘇合香を三五要録と比べてみたが、全然違う。
春鶯囀は同一と言って良いと思う。ただ古譜に無い繰り返し箇所があったりする。

明治選定譜をMIDI下しているサイトがあった。
僕の作っている音源とピッチが合うようなので比較し易い。
春鶯囀遊声



明治選定譜の琵琶の譜面は三五要録とほぼ同じものが書かれていたが、MIDIでは後半からアルペッジョを演奏しているだけ。

博雅会という雅楽演奏団体の春鶯囀遊声

この動画にコメントしたところ返事を頂いたので、しばし会話を続けてみたところキレさせてしまった様子。明治選定譜だけ演奏して、古譜を省みない姿勢らしい。”先生を信用しているし、生徒もいる”、”お互いに雅楽を研究しよう”と言うのだが、古譜を見もしない研究姿勢のどこが”研究”なのか?

三重県四日市の近鉄四日市駅裏の天理教協会の雅楽管楽器職人もこんな感じで現代の雅楽が何倍も遅く演奏されているのではないかという僕の指摘に対して”そんなこと言ってはいかん”とか言っていた。

明治選定譜をかたくなに守って演奏し、古譜を省みないという姿勢は狂ってると思う。現代は国民が主権者なので、全国民が科学的に思考できないと困るのだが。

与党のすることにとにかく反対する左派とか、右にも左にもいる困った人たちに選挙権持たせてはいけないと思う。