読譜ミスを修正した改訂版。
教訓抄によると舞いがあり、天皇の元服を祝って舞うらしい。
拍子は14だが、しちりき篳篥は12。舞いは拍子が180になるまで舞われる。拍子12でだったら15回繰り返す。
舞人が大輪小輪を作るのが、四天王寺の獅子舞っぽい動きか。青海波に似ると書いてあるが、今の青海波は輪を作っていないのでは。早拍子なのに遅いし。。
舞がついていたらテンポが遅くなるのだろうか? 現代のは恐ろしく遅い。何がおもしろいんだかわからない。
三重県北部の多度雅楽会の演奏。テンポ遅すぎて合わないのではないか?大輪も小輪もないし。舞台セットとか衣装は良くても実力が伴っているとは思えない。こういうハッタリ精神は良くないと思う。参考文献
- 仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
- 仁智要録 宮内庁書陵部 鷹593
- 三五要録 宮内庁書陵部 伏931
- 六調子及高麗曲譜 宮内庁書陵部 伏808
- 六調子並高麗曲譜 宮内庁書陵部 伏872
- 楽家録
- 教訓抄 日本思想体系 岩波書店