読みは”はくひん”。
笛と篳篥の譜は箏と琵琶の譜より短いし、譜の終わりの音はEで高麗双調の主音Aとは異なる。
また1拍ズレている。1拍ズラして演奏する方法も用いられたのか?舞いの間くり返して演奏するので、聴衆の興味を弾くために様々な手段が講じられたと思われる。
この譜を読むのは苦労したのだが、意外にYoutubeに動画があったりする。
最低でも2倍速にしないとおもしろくない。よくもこんな遅さで演奏する気になるものだ。これが洗脳の結果というわけか。参考文献
- 六調子及高麗曲譜 宮内庁書陵部 伏872
- 六調子並高麗曲譜 宮内庁書陵部 伏808
- 教訓抄 日本思想体系 岩波書店
- 三五要録 宮内庁書陵部 伏931
- 仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
- 楽家録巻之十八、十九、二十一