読譜ミスを修正したバージョン。
教訓抄によると鶴舞、八仙と呼ばれることもあるという。
崑崙八仙というい曲があるがそれと被るのではないか?
崑崙は妓楽の登場人物でもある。それはアフリカ系黒人奴隷を示すこともあった。
この曲想からは崑崙奴と関係があるようには思えない。
篳篥の譜を見つけられなかった。
平安時代末期には既に絶えていたらしい。仏教の法会のために用いられる曲だった。現在は廃絶曲。
リズムセクションは高麗の四拍子を採用。
右方楽はご機嫌な曲が多い様子。
参考文献
- 註大家龍笛要録譜 宮内庁書陵部 鷹609
- 教訓抄 日本思想体系 岩波書店
- 三五要録 宮内庁書陵部 伏931
- 仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
- 楽家録巻之十八、十九、二十一