六調子並高麗曲譜では 早八拍子と延四拍子の2説がある。リズムパターンは三度拍子。
管楽器の譜は込み入って書かれているので延四拍子での演奏のために書かれたのでは?
新撰笛譜は非常に簡素なので、こちらは早八拍子で演奏されたのかもしれない。
教訓抄によると大国の葬送の時に演奏された。吉事には奏するべきではない。などとある。
廃絶曲ではないらしい。Youtubeでは管楽器の独奏の動画はあったが、合奏は無かった。
コンサートのレパートリーには入ってないらしい。
参考文献
- 仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
- 六調子及高麗曲譜 宮内庁書陵部 伏808
- 註大家龍笛要録譜 宮内庁書陵部 鷹609
- 六調子並高麗曲譜 宮内庁書陵部 伏872
- 三五要録 宮内庁書陵部 鷹587
- 教訓抄 日本思想体系 岩波新書